良いクリニックの見分け方

2025年9月
  • 高齢者の足のむくみで病院へ!受診時の伝え方

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    高齢者の方が足のむくみで医療機関を受診する際、医師に症状や状況を的確に伝えることは、正確な診断と適切な治療を受けるために非常に重要です。しかし、いざ診察室に入ると緊張してしまったり、何を伝えれば良いのか分からなくなってしまったりすることもあるでしょう。事前に伝えるべきポイントを整理し、付き添いの方も一緒に準備をしておくと、スムーズなコミュニケーションに繋がります。まず、最も重要なのは「いつから、どの部位が、どのようにむくんでいるのか」です。むくみが始まった正確な時期、むくんでいる場所(両足か片足か、足首だけか、すねまでかなど)、むくみの程度(例えば、靴下の跡がくっきり残る、指で押すとへこんで戻らない、普段履いている靴がきつくなったなど)、他に症状(だるさ、重さ、痛み、皮膚の色の変化、かゆみ、熱感など)はあるかなどを具体的に伝えましょう。次に、「むくみが悪化する状況や、逆に楽になる状況」も大切な情報です。例えば、「夕方になるとひどくなる」「朝起きると少し良くなっている」「長時間座っていると悪化する」「足を高くすると楽になる」など、具体的な状況を伝えましょう。また、「これまでに同様の症状があったか」どうか、あった場合はその時の状況や診断、治療内容なども伝えます。そして、「現在治療中の病気(特に、心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病、高血圧、甲状腺疾患、がんなど)」や、「服用している薬(処方薬だけでなく、市販薬やサプリメント、漢方薬も含む)」、「過去の手術歴(特に、がんの手術やリンパ節郭清など)」、「アレルギーの有無」は、医師にとって非常に重要な情報です。お薬手帳や、過去の検査結果などがあれば、必ず持参しましょう。生活習慣についても聞かれることがあります。「普段の食事内容(特に塩分摂取の状況など)」、「水分摂取量」、「運動習慣」、「睡眠時間」、「喫煙歴、飲酒歴」、「最近の体調変化(体重の増減、食欲の変化など)」などを、分かる範囲で伝えましょう。これらの情報をメモにまとめておくと、診察時に落ち着いて、かつ漏れなく伝えることができます。付き添いの方がいる場合は、本人が伝えきれない情報を補足してあげることも大切です。